紹介予定派遣 比較

紹介予定派遣を比較検討する!

紹介予定派遣という派遣形態がありますが、一般にはあまり知られていない現状もあります。

派遣先企業への就職が約束されるものですので、正社員を目指す就職活動を行いながら「つなぎ」として派遣会社へ登録する人たちにとっても良い派遣形態であるということができます。紹介予定派遣の詳細や実態について紹介していきます。

紹介予定派遣の実態ですが、実際のところ、各企業に十分に浸透しているという段階には達していません。

ですので、自分が希望する仕事で紹介予定派遣のものがあるかどうかは派遣会社に委ねられているということが現状です。

紹介予定派遣は社員採用を前提とするものですが、必ずしも正社員を前提とするわけではなく、契約正社員という形の採用もあります。

また、派遣社員からの採用で時に問題となる点には、既に働いている正社員との賃金格差、職場の人間関係の不和などがあります。

会社にもよりますので、人間関係がうまくいかない会社で、無理をしてまで正社員になる必要はないでしょう。

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紹介予定派遣の実態

実際には、紹介予定派遣契約で勤務しながら、労働者の側から断るというケースもかなりあるそうです。

派遣期間の内に判断するのですが、会社の嫌な面などを見てしまって見送るという人も多いとのことです。

紹介予定派遣の実態を調査したあるアンケート結果では、約70%の雇用成立となっています。その内訳を見ると正社員は約半分強で残りは契約社員。1%はパート・アルバイトでの採用となっています。

紹介予定派遣から必ず雇用されるというわけではありません。また、派遣の時給は正社員より高いことも珍しくありません。

ですから正社員になると、給与面の不満が出るかもしれません。職種で見てみると、事務系の紹介予定派遣から正社員になる率が高く、IT系の企業では正社員となる率がたったの4%という統計も出ています。

期限が決まっている派遣労働ですが、紹介予定派遣は、もっとこの企業で働きたいという場合には理想ですね。

中には職場が合わず、派遣契約期間さえも長く感じてしまう場合もありますが、そこはあくまでも派遣の契約が終了したためという理由で、退職ということもなく派遣先企業を去ることができます。紹介予定派遣だからといって「雇用」を意識しすぎないことも大切です。